2.改造の計画
今回の趣旨は、基本構造とデザインを崩さずに改造することでした。
一見したらMZ-2000そのもの、でもよく見ると最新のOSが立ち上がっていて、何これ!?というのを目指しました。
また、将来のことを考え、アップグレードが容易に行えるようにすることも考慮に入れました。
一番良いのはMZ-2000の筐体をPC/ATケースとして作ることです。
キーボードは基本構造を崩さないという趣旨から、もともとのキーボードを使用することにしました。
ポインティングデバイスは、MZ-2000の売りはオールインワンなので外付けのものはなるべく着けたくなくミニタブレットなどをどこかにつけようかと思いましたが、デザインが変ってしまうことがいやだったため、外付けマウスにしました。
メディアドライブは後々置き換えることができるように、5インチと3.5インチベイを1つずつ用意することにしました。
これは、デッキの部分に配置します。
マザーボードは現在一番使いまわしのきくSOCKET370のものとし、とりあえずCPUはCeleronを搭載することにしました。
モニターは大きさ、入手のしやすさ、値段を考え、サーバーPC用の9インチ白黒モニタにしました。
レトロな感じがMZ-2000に似合うかなとも思いました。
外部インターフェースはPS/2、USB、シリアル、パラレル、100BaseTイーサーネット、モデム、アナログRGB、AUDIO-IN/OUT、マイクで、SCSIやIEEE1394、IRは用意しないことにしました。
また、PCIバスはマザーボードの大きさを見て決めることにし、筐体に収まる大きさのマザーボードでPCIバスがついているのが無い場合は、今回は特にこだわなないことにしました。そのときの外部機器との接続はUSBで行うことにしました。
だいたい、このような計画で作ることにしました。次は、部品集めです。