●X1-CSの改造


当時のカタログから

パソコンテレビX1はシャープのテレビ事業部から発売されたパソコンでした。
今でこそ、色々なカラーのパソコンがありますが、当時、ワインレッドやシルバーには度肝を抜かれた記憶があります。
また、いかにもコンピュータといったデザインのものしかなかったところに、オーディオ製品のようなデザインは大変斬新でした。

このX1CSは、X1シリーズの中で唯一キーボートと一体のデザインをしています。(X1C系列にはX1C、X1CS、X1Ckがあった)
当時MZ-700を使っていた私は、同じキーボード一体型で同じメーカーのパソコンなのになんで、こんなにかっこよさが違うのかと横目でうらやましがっていました。


ワインレッドの筐体

X1はパソコンテレビと呼ばれていて、テレビが見れるディスプレイで、スーパーインポーズ(テレビ画像の上にパソコンの文字やグラフィックを重ねて表示する機能)ができました。また、パソコンのキーボードでテレビのチャンネルを変えたり、テレビ予約などが出来ました。


X1のロゴがかっこいい

私は、このX1シリーズは持っておらず、この後のX1turboを持っていました。
今、改めて手に入れてみると、MZ-2000と同様に今でも通用しそうなデザインには、見とれてしまいます。こんなパソコンが店頭に並んでいたら絶対に眼を引くのではないかと思いますが、みなさんどうでしょう?