●MZ-2000の改造


10.電源

電源は、MZ-2000のものは取り外し、ベアボーンのものを使用しました。

結構小さいので、もともと電源が置かれていたあたりにつけられるかなと思いましたが高さがあるため、そのまま下部筐体に取り付けると上部筐体が閉まらなくなってしまうことが判明しました。

また、電源内部をケースから出して使用するとなると、MZ-2000本体内はケーブル等がごった返しており当初予定していた場所に取り付けるのは

危険だと判断しました。

また、放熱ファンの取り付け位置も確保できません。そこで、拡張BOXを取り付ける部分に電源を配置することにしました。

まず、電源内部をケースから取り出します。そのままでは、放熱板が邪魔になるため、ペンチで放熱板を曲げました。そして、スペーサーをはかせて下部筐体に固定しました。

また、電源用ファンも後ろ側に空気が抜けるのではなく、横側に抜けるように配置してこれも下部筐体に穴あけネジ止めしました。

そのままでは、後ろから見たときに電源が丸見えなので、カバーのアルミ板を作成し隠しました。

電源スイッチやヒューズなどはもともと付いていたものを使いました。通常のPCケースでは、PUSHスイッチのみで電源のON/OFFをするため、たとえ電源OFFになっていてもACコードを抜かないと、電源部とマザーボードは一部通電した状態になっていますが、今回はメイン電源のスイッチをもともとついていたスイッチで使用したため、このスイッチを切っておけばすべての回路の電源をOFFにできます。また、このスイッチはモニターのON/OFFのスイッチにもなっています。

拡張I/Oボックス部に電源とファンを取り付けた